2026年09月19日均一に漬けるための、ひと工夫。

漬物づくりの「重石」。
ただ重ければいい、というものではありません。
タンクいっぱいに並んだ胡瓜や瓜の上に載せているのは、水を入れた袋です。
水は、胡瓜の並び方に合わせて形を変えてくれます。
そのため上面をできるだけフラットに整えながら、広い面で胡瓜を押さえることができます。
「水は重いから使う」のではなく、
「形を変えながら、全体を均一に押さえやすいから使う」。
水の重石で上面を整え、その上にタンクを積み重ねて保管していきます。
商品になってしまえば見えなくなる工程ですが、漬物づくりは、こうした小さな工夫の積み重ねです。
何気なく見える作業にも、実は一つひとつ理由があります。
奈良屋本店では、普段なかなか見ることのできない製造現場と、その工程に込めた考え方も少しずつご紹介していきます。



