奈
良
屋
本
店本
場
奈
良
漬
製
造
元
奈良屋本店の奈良漬は、本場の伝統的な手法により製造いたしております。その風味から、創業以来格別の好評を博し、皆様のご愛顧を頂いております。
昔ながらの手作業による丹念な漬け込みを繰り返し、本場ならではの風味をお届けします。
弊店では、本場の風味にこだわり続け、本ホームページ上にてご案内しております奈良漬の粕には、味醂粕を一切使用せずに良質の清酒粕のみを使用しております。これは、奈良市内で漬け込む事とともに、「本場奈良漬」としての定義となっております。
酒粕を布巾等で軽く拭きとり、粕が若干付着した 状態でのお召し上がり方を是非、一度お試し下さい。
質の良い酒粕の芳醇な香りをお楽しみ頂けます。チャーハン等に混ぜて頂いても美味しくお召し上がり頂けます。
奈良漬はその名の通り奈良が発祥の地で伝統食品の一つです。
約千年をさかのぼる古い記録もあり、藤原時平が平安時代の宮廷儀式作法を記した「延喜式」の中にも(うり)(なす)等の粕漬の記述があります。 また数年前に出土された「長屋王」の木簡にも「加須津毛」(かすづけ)等の記載 があり、往時貴族が賞味した事が偲ばれます。
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良
漬
の
起
源
そもそも奈良漬の起こりは諸説ありますが遠く千二百年の昔、古都奈良の地に禅の高僧托鉢に出し折、庵の庭に実りたる白瓜を諸白の壺に投げ入れ、日を経て番僧、その白瓜を取り出したるに、いと香り高くべっ甲の色をなししかば、不思議と思い毒見せり。珍味と申す言葉はこの時より始まる。宜しき味忘れ難く、これを宮廷に献じ時の帝より奈良漬の名を賜りて今日に至れるなり。
奈良屋本店では、奈良漬に適した品種を厳選し、信頼のおける生産者の方々から提供していただく良質の国内産野菜のみを使用しております。
従来より収穫品種・収穫量の問題等により、他府県産(徳島・和歌山等)の野菜を使用しておりましたが、「大和高原野菜研究会」の協力をいただきまして、奈良市(阪原町および大滋仙町)におけるの胡瓜・茄子の収穫を開始しました。 それによりまして、「奈良でとれた野菜を奈良で塩漬けにし、奈良で漬け込む」という”地産地消”のテーマに懸命に取り組んでおります。出荷量全てを地場産でまかなう迄にはかなりの年月が必要であろうと考えますが、胡瓜・茄子・生姜に加え、西瓜の収穫も行っております。
胡瓜生産者 奈良市大柳生町
南垣内貞史さん
西瓜生産者
和歌山市小西瓜組合の皆さん
茄子生産者 奈良市阪原町
松本孝志さん
生姜生産者 吉野郡大淀町
永井利隆さん
温暖な気候と良い土壌に恵まれた徳島県が「瓜」の日本一の産地として知られています。
奈良漬に最適と云われる 「あさかぜ」を使用しています。
※農産物ですので、その年の天候の不順等による収穫量・品質の問題の為、 産地の変更を余儀なくされる場合が御座います。
大和高原野菜研究会は丸なすや祝だいこん、大和まな等のならの伝統的野菜を中心に栽培を行っています。資源環境型農業を実施し、平成16年度、全国環境保全型農業推進コンクールで入賞されました。さらに食育や「地産地消」の活動で、地域住民との交流にも積極的に取り組んでいます。
弊店では、JAS認定、京終(キョウバテ)工場において、品質管理責任者による品質管理を行っております。
農薬について | 弊店では国内で使用の禁止されている農薬の使用は一切御座いません。 |
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アレルギーについて | (表示義務のある特定原材料8品目)卵・乳・小麦・そば・落花生・かに・えび・くるみ由来物質の使用は御座いません。 |
(特定原材料に準ずるもの20品目)使用しておりません。 | |
牛由来物質について | 使用しておりません。 |
ご案内しております製品の成分平均値
項目 | 数値 |
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塩度 | 4.0 ~ 4.9% |
糖度(BRIX) | 45 ~ 53% |
pH | 4.6 ~ 5.0 |
酸度(乳酸) | 0.8以下 |
アルコール度数 | 5.5 ~ 7% |
原料野菜、季節の温度差により若干の違いがございます。