2026年07月17日今年も、夏野菜の塩漬けが始まっています。

お盆頃まで、地元では瓜や胡瓜、西瓜など、奈良漬の原料となる夏野菜の収穫が続きます。
収穫された野菜が毎日のように届き、私たちはその塩漬けに追われます。
酷暑の中での作業は正直なところ大変ですが、塩漬けは奈良漬づくりにおいて最も大切な工程の一つです。
奈良屋本店では、石の代わりに水を重石として使っています。
水を入れた二重の袋を重石にすることで、野菜の重量に対する重石の比率を細かく調整し、厳格に管理できるためです。
透明な容器の中身が、その重石として使う水です。
塩を振り、重石をかけることで、野菜から少しずつ水分が排出されていきます。
この工程で水道水は全く使用しません。
野菜から排出される水のみで冠水するまで重石をかけます。
地元で収穫された野菜を、可能な限り地元で漬ける。
夏の塩漬けは、奈良屋本店の奈良漬づくりを支える日常です。


